2012年5月5日土曜日

下町ロケット

最近、池井戸潤の下町ロケット を読んだ。宇宙開発機構に勤めていた技術者が、手掛けていたロケットの発射試験に失敗し、その責任を取るかたちで退職し、実家の工場を継ぎ、水素ロケットエンジンの要であるバルブシステムを開発し特許を取得する。
中小企業の経営者として受注の減少、ライバル企業からの特許訴訟などに捲き込まれていく。
また、社員からの突き上げや不信感を乗り越え、全社一体となって、大企業がなしとげられない要の製品をロケットの部品として納入し打ち上げを成功させる。
中小企業経営者の悩みや大企業内部の人間模様など共感するところ大。
読み始めると一気に読んでしまった。
爽やかな読後感が残った。
おすすめの一冊になった。
さあ、次は何を読もう?