2011年12月18日日曜日

平松市長の退任の日

大阪市長の平松氏は今日で大阪市長を退任する。1期4年の任期であった。
12月19日からは橋下新市長になる。
12月16日が退任のセレモニーだったそうだ。要は送別会。
金曜日が送別会で土日を挟んで月曜日に新市長に引き継ぎは、ある意味でスムースな流れ。
自分の場合は、木曜日に送別会で金曜日に何事もなく出社し、さらに翌週の月曜日に出て、火曜日の出社で終わるというのは間が持たない。変な感じ。
まあ、それでも退職後の年金や保険などの諸手続、会社の退職にあたっての手続きなどを終え、一段落であり不平はない。
いろいろあったが、とりあえずは、満員電車に揺られてストレスフルで毎日の出社から直に解放されるのはありがたい。
イギリス単身赴任の3年間は車通勤であったので他人から風邪の菌をもらうこともなく、過ごせたが帰国してからは、満員電車の中での他人の咳を避けようもなく、何回となく風邪を引いた。
おそらく、これからはそれもないだろう。ストレスフリーだ。ありがたい!

だからといって、満員電車で毎日痛勤しているサラリーマンを馬鹿にしているわけではない。
日本の勤労者はリスペクトされるべきだ。結構なストレスの中頑張っている。
先だって、オリンパスのバブル期の多額の損失を隠すための粉飾を行っていた経営陣が新聞を賑わせた。調査にあたった、第三者委員会は、「悪い意味での、サラリーマン根性の集大成」と表現した。
「経営陣が腐っている」とも揶揄された。
そうなるとまじめに技術開発に取り組んでいる開発者までもが腐ったサラリーマンと思われるが、幸いなことにオリンパスの場合は、そこは腐っていないらしい。経営側のみだ。
リスペクトされるサラリーマンは、中間管理層以下の人々だろう。
経営に携わるにつれ、腐っていくようだ。

ストレスフルの全国のサラリーマン諸氏にはこれからも頑張ってほしい。
「24時間戦えますか?」、そんな広告があったのが懐かしい。