2013年8月7日水曜日

孤高の人

山になかなか行けなくなったのだが、相棒は、孤高の人となり待っているという。
実に嬉しいことだが、孤高の人ってのはいったいどのような人物像だとふと疑問が湧く。
広辞苑には、こう書いてあった。
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こ‐こう【孤高】‥
ひとりかけはなれて高い境地にいること。ひとり超然としていること。「—を持する」「—の人」
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…ということは、「超然と一人高い志を持ち、孤独に待っている」ということかと勝手にイメージを膨らませたりするが、しかし脳裏に浮かんできた正反対の像を吹き払うのに、にやにやしながら苦労している自分自身はきっと変だろうなぁと思う。
くそ暑い中の山行は、ハード以上にハードだが水分補給の冷たいスイカや山頂付近の山小屋で飲むビールは厳しさを忘れさせてくれる天国の一杯だ。
この為に苦労して登るといっても過言ではない。
しばらくは、孤高の人で待つ友を思い、今宵、此方は泡にまみれるとしようか。

2013年8月6日火曜日

被爆者に思う

今日は、先の戦争で広島に原爆が投下されてから68回目の夏の日だ。
生き残った被爆者の方々はいまだに放射線の影響に苦しんでいる。
放射線の影響は、長く、更に破壊される遺伝子によりどのような疾患がいつ出てくるのかも分からない。
兵器としての原爆は無いにこしたことはない。
しかし、安全神話にあぐらをかいた原発もまた原爆と同様だと認識しなくてはならない。
福島の原発事故で放射線を浴びた人々がまるで時限爆弾の様にある日突然に放射線由来の病気を発症するという原爆の時に起こっている同じ事が起こらないことを切に願う。
それにしても、原爆の放射線に問題認識が有るのに同じ危険性を持つトイレのないマンションと呼ばれる原発をなぜ50基以上も作ったのだろうか。
つくづく懲りない民族だと思う。

2013年7月28日日曜日

その季節がやってきた

都立家政大学前駅のわずかなストリートでのパフォーマンスなんだけれど、高円寺で催される大規模な阿波踊り大会と違って、すぐ目の前にパフォーマーが踊っていたり、なによりあの太鼓と鐘の音が日本人としてのルーツを意識させる。
真夏のイベントだ。
いつの間にか、このようなお祭りを味わわないと夏が来たと感じなくなっている自分が、まるで子供の時に戻ったようなちょっとメランコリーになったりする。
見上げると入道雲が夕陽に輝いて、もう少しビールを飲みたい気分になる。

2013年7月27日土曜日

川越百万灯まつり

第32回川越百万灯まつりを見に川越にでかけた。
灯り揺らめくロマンチックな祭りだから夕方の日が落ちた頃に出掛けた方がいいとの愛妻のアドバイスを振り切り、暑い夏の琥珀色の液体をひたすらに目指す野望を胸にいざ川越に馳せ参じた。
駅を降りたとたんに暑い!あの泡が呼んでいる。
暑さにぼうっとしつつふらふらと駅の外に出ると、待ってましたとばかりに屋台村が待ち構えていた。
川越にはCOEDOというブランドの地ビールがある。
さっそく、その地ビールを無我夢中で注文し喉を潤した。
ううまっい。
やはり夏はこれに限るとふと路上をみると安木節のパフォーマンスをやっていた。
そういえば、ドジョウ内閣は自民党にすくいとられたなぁと思いながら、千鳥足で散策を開始した。

2013年7月26日金曜日

ゴーヤ

今年も自家栽培のゴーヤが沢山実をつけた。
ゴーヤは、苦瓜と呼ばれるように、確かに食べて苦いが、その苦さがクセになるようだ。
割りと気安く育てられるのも魅力のひとつでゴーヤを育てるのが毎年の定番になっている。
今年は梅雨明けが7月初旬で例年より早く、そのぶん暑い時期が長い。
せめて、ゴーヤ簾で暑さをしのぎ、食しては健康的にこの夏を乗りきりたい。

2013年7月15日月曜日

槍ヶ岳は遠かった

長らく楽しみにしていた槍ヶ岳登山を中止にした。
色々あってのことだが、きめ細かくセットアップしてくれ、訓練山行(塔ノ岳)にもつきあってくれた友人には申し訳ない。
これからは、フルマラソン完走を目指そう。

2013年7月12日金曜日

読書

立て続けに、「三匹のおっさん」「空飛広報室」を読んだ。有川浩氏の書いたものだが氏の著作はこれで何作読んだんだろうか。
相変わらず読んで良かった感がある。
最初の「三匹の…」は、故児玉清さんがラジオの番組のなかで絶賛されたとの後書きがある。
「空飛広報室」は最近テレビドラマ化され放映されたようだ。
航空自衛隊の広報室を舞台とした物語だが、できれば現役の時に読んでおけばよかった。
まあ、そうはいっても2012年の発刊だから無理か。
勇猛果敢支離滅裂、稲葉リカと空井は、ゴールインしたのだろうか。後を引くなぁ〜