2016年5月11日水曜日

羽毛布団の産地偽装

(2016年5月8日付の東京新聞記事より)
「羽毛布団の製造業者など約百社でつくる日本羽毛製品協同組合(東京)が、羽毛の原産地の偽装表示が横行している可能性があるとして、加盟各社に適切な産地表示を求める警告文書を送っていたことが分かった。
フランス産としている羽毛布団の「半分以上は偽装と思われる」」

さらに、羽毛布団の国内販売枚数、約320万枚のうち、約半数がフランスやハンガリー産としているが、財務省の統計では、2015年の羽毛の輸入実績は、中国が最も多く、、完成品の布団として輸入された約190万枚のうち約165万枚(約97パーセント)を占めた。
ポーランド産やハンガリー産は、日本にほとんど輸入されていないため、産地の信ぴょう性にかけるそうだ。

結論的に言えば、下記ということになるか。

・フランス産の約50パーセント以上は、偽装。
・ハンガリー産、ポーランド産は、ほぼすべて偽装。